佐川急便は2月24日、九州旅客鉄道(JR九州)と宅配便荷物を九州新幹線で運ぶ貨客混載事業の実証実験を実施した。
両社は同事業の実施に向けた検討を進めており、今回の実証実験はこの事業開始に向けて行われたもの。
佐川急便が指定場所から宅配便荷物を集荷。九州新幹線の業務用室に宅配便荷物を積載し、博多駅~鹿児島中央駅間を輸送した。鹿児島中央駅発博多駅着の便では、朝採れの野菜等を輸送。博多駅発鹿児島中央駅着の便では、空の段ボール箱を荷物に見立てて輸送した。
両社は、今回の実証実験の結果を踏まえ、今後も事業化を目指して検証を進めていくとしている。