LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





若松梱包運輸倉庫/飛高運送が若松梱包グループに参画

2021年04月01日/SCM・経営

若松梱包運輸倉庫は4月1日、完全子会社である若松運送が、2020年12月29日、飛高運送と運送事業の承継に関する吸収分割契約を締結し、4月1日にその効力が発生したと発表した。

<若松梱包運輸倉庫の 4 温度帯共同配送物流基地>
20210401wakamatsu1 520x303 - 若松梱包運輸倉庫/飛高運送が若松梱包グループに参画

<若松梱包運輸倉庫の強みである 4 温度帯共同配送の概要>
20210401wakamatsu2 520x164 - 若松梱包運輸倉庫/飛高運送が若松梱包グループに参画

なお、この件により、若松運送は「飛高運送」に、飛高運送は「ヒダカ」に商号変更する。

若松梱包グループは、この提携により飛高運送を幹線輸送の核とした、更なる業容拡大を目指しており、中期戦略の一つに中京エリア、関西エリアへの拡大計画があり、その一環として2022年8月には高度化物流施設が愛知県一宮市木曽川町に竣工する予定。

飛高運送は、若松梱包本社と新設する一宮木曽川物流倉庫とのちょうど中間地点に位置し、今後の業務展開において相乗効果を見込んでいる。

なお、若松梱包は、北陸三県を基盤としながら中京エリアや関西エリア、関東エリアの輸配送業及び倉庫業を営んでおり、創業90余年にわたり物流を介して社会に貢献してきた。食料品や冷凍食品、菓子、飲料、酒類、日用雑貨、医薬品など、4温度帯(冷凍・冷蔵・定温・常温)を管理した物流に高いノウハウを有するとともに、共同配送分野の先駆者として北陸におけるトップクラスの物流会社として事業を展開している。

また、若松梱包及びその関連会社3社(ジャストロジスティクス、日本物流マネジメント、若松運輸)を含めた若松梱包グループは、物流による更なる社会貢献と業容拡大を目的に、2019年3月、大和ハウス工業の子会社として、同社グループに 参画した。

飛高運送は、岐阜県高山市に本社を置き、大型トラックを主として50台の車両を有し、1978年の設立以来、中京・関西・関東への幹線輸送を主たる業務として事業経営を行っている。若松梱包とは2012年から協力会社としての取引を行っていたが、このたび、更なる業容拡大による社会貢献から、若松梱包グループへ参画することとなったもの。

■若松運送の概要
名称:若松運送(承継会社)
所在地本社:岐阜県高山市新宮町 3548 番地 4
資本金:1000万円
設立年月日:2020年7月15日

■飛高運送の概要
名称:飛高運送(分割会社)
所在地本社:岐阜県高山市山田町1539番地の11
事業内容:貨物自動車運送事業
資本金:1000万円
設立年月日:1978年4月13日
従業員数:49名(2020年12月)

関連記事

SCM・経営に関する最新ニュース

最新ニュース