CBREグローバルインベスターズ・ジャパンは4月1日、千葉市稲毛区に物流施設開発用地を取得した。
開発用地は国道16号と東関東自動車道の結節地点に位置しており、都心部へのアクセスに加え、国道16号を利用した首都圏配送にも対応可能な立地。
周辺には複数の住宅集積地が広がり、JR主要駅(稲毛駅、西千葉駅、四街道駅)から発着するバス路線網や大型商業施設・公共施設等が充実していることから、円滑な雇用確保が期待できるエリアとなっている。
敷地面積は3万2700m2で、地上4階建て延床面積6万5300m2のマルチテナント型施設を建設する計画。着工は2022年4月、竣工は2023年6月を予定しており、すでに複数のテナントから引き合いがあるという。
なお、同施設は長谷工コーポレーションが先行して取得した土地を、アジアバリューパートナーズV(CBRE GIが運用するファンド)が組成した特定目的会社を通じて取得し、長谷工コーポレーションと共同で開発を進める予定。
アジアバリューパートナーズVを通じては、6月までに計6件の物流投資を予定しており、今回の開発物件(千葉北IV)はその内の1件となる。
■開発物件の概要
所在地:千葉県千葉市稲毛区六方町155
アクセス:東関東自動車道「千葉北IC」3.3km、京葉道路「穴川IC」4km、JR総武本線「四街道駅」2.8km
用途:工業地域
敷地面積:3万2739.3m2
階数:4階建て(スロープにより2階への車両アクセス可、倉庫内に空調設備を設置)
延床面積:6万5340m2
着工:2022年4月
竣工:2023年6月