群馬県企業局は3月31日、同県藤岡市の藤岡インターチェンジ西産業団地に生活協同組合コープぐんまが進出すると発表した。
<新配送センターの完成イメージ(設計前段階のため変更の可能性あり)>
コープぐんまは7000m2の区画に進出し、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応した配送センターを建設する。今後、基本設計で建物の規模を策定し、7月の着工、2022年3月の操業開始を予定している。
新センターには、藤岡市内にある老朽化した配送センターを移転し、リニューアルと同時に施設規模を拡大。拡大したキャパシティは高崎市方面の配送に充てる。
現在、高崎市内の配送は同市内にある配送センターが担当しているが、コロナ禍等の影響で取扱量が前年の1.3倍に増加し出荷能力が不足しているため、隣接する藤岡市のセンターで一部の配送をフォローする。
藤岡インターチェンジ西産業団地は藤岡市の北西部に位置しており、上信越自動車道「藤岡IC」から2.4kmと至近。コープぐんまは、交通アクセスの優位性など良好な立地環境を評価し、進出を決めた。
■コープぐんまの立地計画
立地場所:藤岡インターチェンジ西産業団地内
土地面積:7151.54m2
分譲契約日:3月31日
着工:7月(予定)
操業:2022年3月(予定)
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