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双日、アイシン/高齢者に宅配弁当、物流事業拡大見据える

2021年04月21日/IT・機器

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双日とアイシンは4月20日、滋賀県蒲生郡竜王町にて地域高齢者を対象とした弁当の配食・見守りサービスを4月1日から開始したと発表した。

<双日とアイシンが共同推進する「チョイソコ」サービスの概要>
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サービスでは、「チョイソコ」システムを基に両社間で協議を進め開発した「チョイソコデリバリー」システムを活用し、利用者のニーズに合わせた希望時間帯での弁当配送を効率的に実現することができる。

2020年11月に、双日とアイシンは、アイシンが全国展開しているデマンド型乗合送迎バスサービスである「チョイソコ」に関する協業に向けた業務提携契約を締結し、正式なアライアンスパートナーとなっている。

今回このサービスを導入する滋賀県のデイサービスセンターでは、従来から通常のデイサービス業務とあわせて弁当の配食・見守りサービスを提供しているが、近年の地域住民の高齢化による独居高齢者への配食ニーズの高まりを受け、弁当の配食・見守りサービスの供給が追い付いていないのが喫緊の課題となっていた。

このような課題を解決するために、”モノ”の効率的な配送をコンセプトとした「チョイソコデリバリー」を通じて、配食・見守りサービスの拡大につなげ、地域貢献を果たしていく。

双日は、このサービスを通して物流データを蓄積することで、他地域での物流事業やその他周辺事業への拡大も見据えている。

今後も双日は、”ヒト”と”モノ”の輸送で新しい発想での事業提案をおこない、住みよい街づくりの更なる発展に貢献していくとしている。また、今回の竜王町での取り組みをきっかけに、サービスの改良を重ね、同様の課題を抱える他の地域へのサービス拡大をめざしていくとしている。

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