アスクルと物流子会社のアスクルロジストは4月26日、千葉市との間で、「災害時の物資の調達及び輸送に係る協力に関する協定」を締結したと発表した。
この協定は、埼玉県日高市、大阪府吹田市、福岡県福岡市、 東京都に続きアスクルが締結する5件目の災害時協定となる。地震等による大規模災害が発生した際、または発生するおそれがある場合、千葉市の要請に応じ、必要物資の調達や物資輸送などについて支援協力するもの。
千葉市では大規模災害時での避難者等へ救援物資の供給体制を強化する必要がある一方、アスクルは物流拠点に日用品や食糧などの生活必需品を潤沢に在庫し、またグループ会社を通じて大量の商品を効率的かつ迅速に提供することができる輸配送機能を有していることから、このたびの締結に至った。災害発生時においては千葉市の要請に応じ、避難所等向けの支援物資や物流機能を提供することで、地域の人々のライフラインの役割を果たしていく。
アスクルは、2020年12月に発表したマテリアリティ(重要課題)のひとつとして「ライフラインとしての責任の全う」を掲げている。これからも同社グループの物流・配送拠点の自治体への支援を積極的に進め、ライフラインとしての責務を果たしていくとしている。
なお、協定概要による役割は、物資の調達をアスクルが、物資等の輸送をアスクルロジストが行う。
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