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安田倉庫/3月期の売上高2.3%増、営業利益は5.2%減

2021年05月07日/決算

安田倉庫が5月7日に発表した2021年3月期決算によると、売上高477億900万円(前年同期比2.3%増)、営業利益32億8800万円(5.2%減)、経常利益43億6300万円(2.0%減)、親会社に帰属する当期利益27億9100万円(5.3%減)となった。

グループの業績は、不動産事業が減収となった一方、物流事業が増収となったことにより、売上高は増収。また、倉庫作業や施工工事の減少、物流施設の新設に伴う営業費用の増加などにより、営業利益は、減益だった。

セグメント別では、物流事業では、新型コロナウイルス感染症の影響などにより倉庫作業料や国際貨物取扱料が減少した一方、前期に子会社化した大西運輸による陸運料の増加や、倉庫施設の新設や拡張による保管料が増加し、売上高は前年同期比20億2900万円増(5.1%増)の417億1500万円となった。また、セグメント利益は前年同期比4800万円増(1.5%増)の32億5400万円となった。

不動産事業では、既存賃貸施設において稼働率を維持する一方、施工工事の減少などにより、売上高は前年同期比10億500万円減(13.3%減)の65億5400万円、セグメント利益は前年同期比1億6900万円減(7.4%減)の21億500万円だった。

次期は、売上高515億円(7.9%増)、営業利益29億円(11.8%減)、経常利益40億円(8.3%減)、親会社に帰属する当期利益26億円(6.9%減)を見込んでいる。

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