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日本郵船/3月期の売上高3.6%減、営業利益84.9%増

2021年05月10日/決算

日本郵船が5月10日に発表した2021年3月期決算によると、売上高1兆6084億1400万円(前年同期比3.6%減)、営業利益715億3700万円(84.9%増)、経常利益2153億3600万円(384.0%増)、親会社に帰属する当期純利益1392億2800万円(347.2%増)となった。

同年度は、コロナ禍の影響で第1四半期は各事業で荷動きが減少したが、第2四半期以降は想定以上に需要が回復。特に定期船事業、航空運送事業、物流事業の旺盛な荷況に支えられ、業績が好調に推移した。

一般貨物輸送事業の業績は、定期船事業が売上高1705億円(15.7%減)、経常利益1408億円(前期は134億円の利益)。航空運送事業が売上高1224億円(62.9%増)、経常利益332億円(前期は155億円の損失)。物流事業が売上高5612億円(17.8%増)、経常利益270億円(前期は47億円の利益)。

また、不定期専用船事業の業績は、売上高6815億円(16.9%減)、経常利益186億円(前期は441億円の利益)。

その他事業は、不動産業が売上高68億円(6.3%減)、経常利益25億円(前期は25億円の利益)。その他の事業が売上高1297億円(21.7%減)、経常損失22億円(前期は17億円の利益)だった。

次期は、売上高1兆5000億円(6.7%減)、営業利益660億円(7.7%減)、経常利益1400億円(35.0%減)、親会社に帰属する当期純利益1400億円(0.6%増)を見込んでいる。

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