アルプス物流は5月11日、横浜市港北区の横浜営業所敷地内に新倉庫の「横浜営業所2号棟」を建設すると発表した。
新倉庫は地上4階建て延床面積9000m2で、着工は2021年11月、竣工は2022年9月を予定している。
同社の横浜営業所は、第三京浜道路「港北IC」から3kmの立地で、2020年3月に首都高速道路「神奈川7号横浜北西線」が開通したことで、都心や東日本全域、東海地方へのアクセスが向上。
これを受けて、特に首都圏の電子部品メーカーや半導体商社から倉庫の要望が増加していることから、倉庫の拡張を決定した。
新倉庫では、温湿度管理や静電気対策など電子部品等の取り扱いに適した倉庫設計を施し、万全のセキュリティ管理設備を備える。
保管エリアでは、電子部品のピース管理に加え、車載関連や輸出入貨物など大型貨物の取り扱い増を見込んでパレット貨物の保管能力も確保。横浜営業所の輸送ターミナルやパブリックスペースといった既存施設を有効活用することで、最大限の保管面積を確保する。
新倉庫の建設で、横浜営業所の倉庫面積は5棟・計4万6000m2となる見込み。
■アルプス物流 横浜営業所2号棟の概要
建設地:横浜市港北区
階数:地上4階建て
延床面積:9000m2
着工:2021年11月(予定)
竣工:2022年9月(予定)
アルプス物流/LDECの公開買付に賛同表明、ロジスティードと資本業務提携