遠州トラックが5月13日に発表した2021年3月期決算によると、売上高395億4000万円(前年同期比16.3%増)、営業利益31億3800万円(33.8%増)、経常利益31億8400万円(36.4%増)、親会社に帰属する当期純利益22億6100万円(42.4%増)となった。
EC向けの物流拠点間輸送が増加したことに加え、食品や家電品、日用品・衛生用品といった商業系貨物の取扱いが高水準で推移したことが収益を押し上げた。
物流事業の売上高は393億5200万円(16.4%増)で、内訳は輸送部門が302億5900万円(20.4%増)、倉庫部門が90億9200万円(4.8%増)。その他(不動産事業等)は1億8700万円(7.0%減)だった。
次期は、売上高420億円(6.2%増)、営業利益32億円(1.9%増)、経常利益32億円(0.5%増)、親会社に帰属する当期純利益22億円(2.7%減)を見込んでいる。