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中央倉庫/3月期の売上高2.1%減、営業利益9.1%増

2021年05月13日/決算

中央倉庫が5月13日に発表した2021年3月期決算によると、売上高259億2700万円(前年同期比2.1%減)、営業利益17億3200万円(9.1%増)、経常利益19億2100万円(7.1%増)、親会社に帰属する当期純利益13億700万円(8.0%増)となった

セグメント別では、倉庫業が売上高66億1600万円(1.3%増)だった。入出庫高と貨物回転率は前期と比べ減少したが、再寄託先も含めた期中の保管残高が増加し、また、料金改定も推し進めたことが寄与した。

営業利益は11億5400万円(39.5%増)で、保管残高の増加に加え、自社の物流ノウハウを生かした構内荷役作業サービスの提供、料金改定や貨物構成の見直しなどの効果があった。

運送業は、国内経済の停滞で取扱数量が減少し、売上高は124億5100万円(2.1%減)となった。営業利益は8億8000万円(17.1%減)。貨物量の減少で一部に非効率な運行状況が見られたことや倉庫入出庫高の減少に伴う利益率の高い倉庫保管貨物の輸送量減少などが影響した。

国際貨物取扱業は、売上高70億100万円(5.0%減)、営業利益は、採算性の高い梱包業の取り扱いが減少した影響などで4億600万円(12.5%減)だった。

次期は、売上高240億円(7.4%減)、営業利益17億7000万円(2.2%増)、経常利益19億1000万円(0.6%減)、親会社に帰属する当期純利益11億7000万円(10.5%減)を見込んでいる。

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