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JAXA発ベンチャー/ワクチン輸送に大気圏突入時の超断熱技術活用

2021年05月19日/SCM・経営

2021年3月設立のスタートアップ企業であるツインカプセラは5月19日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から5月17日付で同機構発ベンチャーに認定されたと発表した。

<ツインカプセラ設立メンバーが開発に携わった小型回収カプセル>
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<小型回収カプセルが使用されたミッション>
20210519twin1 520x390 - JAXA発ベンチャー/ワクチン輸送に大気圏突入時の超断熱技術活用

ツインカプセラは、2018年にJAXAが独自開発の再突入カプセルによって国際宇宙ステーション(ISS)から宇宙実験サンプル(高品質タンパク質結晶等)を保冷状態で地上に回収することに成功した際の小型回収カプセル開発メンバーによって設立された。

同カプセルは、大気圏再突入中も含めたミッション期間中にサンプルの温度を要求範囲(4℃±2℃)に維持するために開発されたもので、同社ではこの再突入カプセル用断熱保冷容器の開発成果を社会実装することを目指している。

ツインカプセラの断熱保冷・保温容器は、魔法瓶構造の二つの真空断熱容器を効果的に組み合わせ、用途と要求に応じた最適設計を行うことにより超高性能を実現する事が可能。

一般的に、クーラボックスなどの保冷コンテナは、サイズが小さくなるほどその保冷性能は低下するが、ツインカプセラの断熱保冷・保温容器は、高い断熱性能とコンパクトで内部空間が大きいという特長から、小型にも関わらず高い保冷・保温性能を実現できるため、今後はこの超高性能断熱保冷・保温技術を活用し、検体やワクチン、再生医療、スペシャリティ医薬品などの保管・輸送といった高度な温度管理が鍵となるさまざまな分野で、社会課題の解決に寄与していくとしている。

<ツインカプセラが技術展開を目指す分野>
20210519twin2 520x272 - JAXA発ベンチャー/ワクチン輸送に大気圏突入時の超断熱技術活用

■ツインカプセラ 会社概要
所在地:茨城県つくば市千現2-1-6
設立:2021年3月8日
事業内容:断熱保冷保温容器およびその他熱制御関連機器等の企画、開発、製造、販売、コンサルティング等
その他:JAXAベンチャー認定事業者
茨城県令和3年度次世代技術活用ビジネスイノベーション創出事業支援対象事業者(予定)
ホームページ:https://twincapsula.co.jp/

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