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物流業界の効率化実態調査/Automagiが調査、IT活用は1割未満

2021年08月17日/調査・統計

人工知能ソリューションを開発するAutomagiは8月17日、物流業界において物流業務・物流管理業務の担当者319名に対し業務効率化の実態調査を実施し、その結果を発表した。

<必要な物流業務を全て業務効率化できている企業は1割未満(6.3%) >
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<荷物の管理業務を効率化できている企業は6.3% >
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<荷物情報の取得・管理を効率化へのニーズは8割(80.0%) >
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調査の結果、業務を効率化できている物流企業は1割にも満たない(6.3%)ことが明らかになった。

業務ごとの効率化状況を見ても、最も効率化が進んでいる業務が「配送料金の算出(10.5%)」と進んでいない実態がある。 特に、ITを活用して荷物情報の管理を効率化できている企業はわずか6.3%となっており、物流業務の基礎である荷物情報管理の効率化が進んでいない状況が明らかになった。

物流業界の効率化を推進していく土台形成として、業務における基礎的な情報である荷物情報の取り扱いの効率化が急務となっている、としている。

調査結果によると、●必要な物流業務を全て業務効率化できている企業は1割未満(6.3%)、●効率化が進んでいる業務トップ3は「配送料金の算出(10.5」%)」、●「出荷指示書や納品書の作成業務(7.0%)」、●「荷物の検品・仕分け業務(6.7%)」、●荷物の管理業務を効率化できている企業は6.3%、●荷物情報の取得・管理に対する効率化ニーズは約8割(80.0%)となった。

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