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アサヒロジスティクス/女性ドライバーユニホーム、快適性追求

2021年08月25日/3PL・物流企業

アサヒロジスティクスは8月25日、女性ドライバーからの意見を採り入れた「女性向けユニホーム」の導入を2021年4月より開始していたが、このほど4種類から6種類にサイズ展開を広げ、より多くのドライバーに快適に着用してもらえる準備が整ったと発表した。

<新しいユニホームを着用した女性ドライバー>
20210825asahilogi1 520x347 - アサヒロジスティクス/女性ドライバーユニホーム、快適性追求

<ポロシャツ>
20210825asahilogi2 520x353 - アサヒロジスティクス/女性ドライバーユニホーム、快適性追求

<パンツ>
20210825asahilogi3 520x420 - アサヒロジスティクス/女性ドライバーユニホーム、快適性追求

<ベルト>
20210825asahilogi4 520x287 - アサヒロジスティクス/女性ドライバーユニホーム、快適性追求

同社では、2019年12月より「クローバープロジェクト」を発足し、女性・若手ドライバーの働く環境を整備し積極的に採用を行うことを目的とした取り組みを行っている。今回の取り組みはその一環となるもの。

あわせて、女性向けユニホームのサイズ交換や追加支給を申請する際のWeb申請を導入。女性向けユニホームの申請時に限り、中身が見えない袋に個人別に封入されるよう支給方法の変更も行った。いずれも8月31日より運用を開始する。日々着用しているユニホームをより快適なものに、 また特に女性担当者が在籍していない拠点においてのユニホームの申請時や支給時のストレスを軽減するための取り組み。

女性向けユニホームの特徴は、ポロシャツは透け感が気にならないデザインに変更し、軽く肌触りが柔らかい素材に(半袖ポロシャツで約70g軽量化、肩幅・裾幅の大きさが近いもので比較)。また、パンツはタックを入れて腹部にゆとりを持たせ、脚幅は太すぎず足さばきの良いシルエットに。さらに、ベルトは腹部の圧迫を軽減し、軽量化も可能なテープタイプに変更(約55g軽量化)した。

<襟のクローバーの刺繍>
20210825asahilogi5 520x347 - アサヒロジスティクス/女性ドライバーユニホーム、快適性追求

また、襟には女性活躍を目指す「クローバープロジェクト」をイメージするクローバーマークを刺繍している。

<松戸事業所で使用中の女性専用車両「クローバー」>
20210825asahilogi6 520x365 - アサヒロジスティクス/女性ドライバーユニホーム、快適性追求

なお、同社では、2020年から女性専用車両「クローバー」を導入している。2019年12月に女性ドライバーの活躍の場を広げ、 気持ち良く働いてもらえる環境づくりを目指す「クローバープロジェクト」を発足。クローバーのマークはJR車両のグリーン車に使われており、そのイメージから「女性が快適に過ごせる指定席を作ろう」という思いが込められている。

その活動の1つが、女性専用車両の導入。男性と女性では、体格や体力だけでなく、着眼点やこだわりを持つ部分などにもさまざまな違いがある。デザインだけでなく、それらの違いも意識した装備を工夫することにより、「使いやすい」「快適」と感じてもらえるトラックを導入。

1日のほとんどを過ごすトラックを「乗りたい車両」にすることで、 現在在籍しているサービスドライバーにさらに活躍してもらえること、生き生きと働く女性ドライバーの姿をきっかけに、多くの女性に物流業界に関心を持ってもらうことを目的としている。

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