近鉄エクスプレスは8月25日、台湾の現地法人 KWE-Kintetsu World Express (Taiwan), Inc.(KWE 台湾)が、医薬品物流の品質認証である GDPを取得したと発表した。
同社グループでの同認証の取得は9法人目となる。
認証を取得したのは、桃園航空自由貿易港区(FTZ)内にある自社施設「KWE Taoyuan FTZ/ILC Terminal」(以下、KWE 桃園第2ターミナル)。
このライセンスは、輸出入、保管サービスの提供に関する医薬品の適正流通基準であり、FTZ入居企業においてGDP認証の取得は KWE台湾が初めてとなる。
KWE桃園第2ターミナルは 20℃±3℃の温調庫を備えており、設定温度帯を厳密に管理する温度制御・監視システムや、医薬品に適した衛生環境を維持する防虫対策機器を設置している。従来より提供している保冷車配送サービスと合わせ、医薬品に適した厳格な品質水準を確保し、サプライチェーン全体の最適管理が可能となった。
今後、KWE台湾は今回の認証取得を足がかりに、保税・非居住者在庫、委託加工物流、ハブ倉庫など、FTZの機能を活かした物流サービスをさらに強化し、フォワーディング、ロジスティクス・ビジネスの拡販を進めていくとしている。
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