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SGリアルティ、三井不動産/福岡県糟屋郡に日立物流専用施設着工

2021年08月26日/物流施設

SGリアルティと三井不動産は8月26日、共同事業として賃貸用物流施設「MFLP・SG リアルティ福岡粕屋」を8月1日に着工、8月26日に起工式を行ったと発表した。

<「MFLP・SG リアルティ福岡粕屋」完成イメージ>
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<位置図 広域図>
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<位置図 詳細図>
20210826sgmitsui3 520x403 - SGリアルティ、三井不動産/福岡県糟屋郡に日立物流専用施設着工

竣工は2022年9月を予定している。

SGリアルティはSGホールディングスグループの一員としてグループの物流インフラを不動産という側面からサポート、運輸・物流における長年の経験やノウハウを活かした物流施設の開発実績を有している。一方、三井不動産は、不動産業界国内最大手の総合デベロッパーとして幅広い顧客ネットワークと、先進的な物流施設を開発、提供した実績を有している。

双方の強みを活かすべく、「MFLP・SG リアルティ福岡粕屋」では三井不動産が開発計画のプロジェクトマネジメントを行い、竣工後はSGリアルティが施設の運営・管理を行う。双方のノウハウを結集し、より先進的で質の高い物流施設の提供を目指す。

入居テナントは日立物流九州が入居を決定しており、一棟賃借する BTS事業として計画検討を進めてきた。なお、「MFLP・SG リアルティ福岡粕屋」の拠点は、日立物流九州において福岡エリア最大の物流施設となる。

開発立地は、最寄りの九州自動車道「福岡 IC」から約1kmの希少性の高い場所に開発する。福岡の都市部や九州広域への配送が可能な立地。また、JR 九州篠栗線「門松」駅徒歩17分と従業者の通勤利便性もあり庫内作業の人材募集の観点でも有利なロケーションだ。

施設計画概要では、約1万7900m2の佐川急便の営業所として利用していた敷地を再開発し、地上4階建ての合計延床面積約3万6100m2の施設として開発する。

各フロアの倉庫の有効高さは 6.5mを確保し、多くの荷物を保管できる。また、全館LED照明を採用し、非常用発電機を備えるなど環境やBCP に配慮した施設計画としている。さらに日立物流九州の意見を積極的に反映し、各フロアへの休憩コーナーの設置による従業者の快適さや、会議室や応接室の整備など、ワークプレイスとしての利便性・効率性を追求した就業環境が整備する予定だ。

■施設概要
名称:MFLP・SG リアルティ福岡粕屋
所在地:福岡県糟屋郡粕屋町
敷地面積:約1万7900m2
延床面積:約3万6100m2
構造・規模:鉄骨造・地上4階建
設計者・施工者
設計者:フクダ・アンド・パートナーズ
施工者:三井住友建設
着工:2021年8月1日
竣工:2022年9月予定

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