Mujinは9月2日、「混載ケース積み付けの自動化実現~MujinRobotパレタイザーの開発~」が、2021年度ロジスティクス大賞のロボティクス・イノベーション賞を受賞したと発表した。
<MujinRobotパレタイザーによるカゴ車への混載ケース自動積み付け>
MujinRobotパレタイザーは、物流センターの出荷工程における混載ケース積み付けを自動化するソリューション。
カゴ車等への混載ケース積み付け作業のロボットによる自動化は、「出荷元・出荷先にとって最適な積み付け方」「ロボットの可動域」「速度と品質の担保」を全て考慮する必要があるため、現場でのニーズが高い中、技術的に難易度が高いとされていた。
Mujinは、これまで提供してきた知能ロボットソリューションを通して得た知見を基に研究を重ね、上記3点を達成する「MujinRobotパレタイザー」の開発に成功。労働力不足が深刻化する物流業界で、人がより快適に働けるよう「人にやさしい物流」を実現する取組として評価を受け、今回の受賞に至った。