商船三井は9月14日、同社子会社を通じて、PAO NOVATEKが100%出資するNOVATEK Gas & Power Asia Pte. Ltd.社と、新造LNG船4隻の定期傭船契約を9月13日に締結したと発表した。
新造LNG船4隻は、大宇造船海洋で建造され、2024年に順次竣工する予定。
この船は燃料消費効率を改善した最新型のMAN Energy Solutions社製エンジンを搭載。また、船に搭載する再液化装置の活用と併せて、カーゴタンクから自然発生するボイルオフガスの少ない新設計の防熱システムを採用するほか、船の推進プロペラ軸の回転を利用した軸発電システムを導入するなど、従来のLNG船と比べて環境に優しい船になる。
■概要
船型:17万4000m3メンブレン型
竣工予定:2024年以降