三井不動産と芝浦機械は9月29日、神奈川県座間市ひばりが丘の芝浦機械の相模工場の一部敷地で、三井不動産が大型物流施設「（仮称）MFLP座間」を建設する、共同開発事業の推進を決定したと発表した。
＜「（仮称）MFLP座間」完成イメージ＞
着工は2022年5月、竣工は2023年9月を予定している。この計画は、東京と神奈川・静岡東部を結ぶ大動脈である国道246号線に面する約6万2810m2の敷地に、ダブルランプウェイを備える地上4階建て合計延床面積約13万m2のマルチテナント型の物流施設となる予定だ。
最寄りの東名高速道路「綾瀬スマートIC」から約4.5km、「横浜町田IC」や圏央道「厚木IC」、国道16号線へのアクセスも良いことから、首都圏一帯を様々な道路網でカバーできるだけでなく、都心から全国各方面への輸送効率が非常に高いエリアに位置する。
また、JR線直通の相鉄線「さがみ野」駅からも徒歩10分と従業者の通勤利便性に優れるほか、周辺人口も多く、庫内作業の雇用確保にも有利な立地。
計画は、ZEB認証の取得を予定しており、屋上に設置する太陽光パネルによる再エネ電力供給や、屋内照明のLED化により省エネを推進する。このほか、自然災害時に備えた非常用発電設備や備蓄品の確保、敷地内緑地での歩行者空間の提供など、環境に配慮したサステナブルな物流施設となる予定。
■概要
名称：（仮称）MFLP座間
所在地：神奈川県座間市ひばりが丘4-29-1
敷地面積：約6万2810m2
延床面積：約13万m2
規模：地上4階建
設計者・施工者：未定
着工：2022年5月予定
竣工：2023年9月予定
