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日本GLP/千葉県流山市で専用施設となる12万m2の物流施設着工

2021年10月11日/物流施設

日本GLPは10月11日、千葉県流山市でかねてより開発を進めてきた延床面積約12万m2の先進的物流施設「GLP ALFALINK流山7」を着工したと発表した。

<「GLP ALFALINK流山7」外観完成イメージ>
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テナントはすでに決まっており、日本GLPの施設を利用しているリピートカスタマーが入居し、専用施設として一棟全体を利用する。2023年5月の竣工を予定している。「GLP ALFALINK流山7」は、都心から約25km圏内に位置し、常磐自動車道「流山」IC近接、また国道16号線にもアクセスが容易で、関東に向けた広域配送拠点として優れた立地にある。

「ALFALINK」では、「創造連鎖する物流プラットフォーム」をコンセプトとして、従来の物流施設における効率化・最適化を超えた、これまでにない価値や事業を創造していく拠点となる施設づくりを目指している。「Open Hub」(物流をもっとオープンに)、「Integratedub」(物流をもっとオープンに)、「Integrated Chain」(サプライチェーンをつなぐ)、「SharedSolution」(ビジネスの進化をサポート)をキーワードとし、このコンセプトに基づいた様々な設備、サービスを提供している。

施設面の特徴としては、1階は入出荷をスムーズに行える両面バースを備え、天井高を標準よりも高くすることで、自動化・省人化をはじめ最新のテクノロジーを利用した庫内作業にも対応できる仕様とし、高い効率性を提供。働く環境としては、全館に空調設備と大型シーリングファンを設置し庫内環境を整えるほか、車通勤者が多いことが見込まれるため自走式駐車場を整備し、利便性を高めている。

また、温かい食事を提供する厨房、そしてカフェテリアやコミュニケーションスペースを設置することで、交流が生まれるエリアを創り、快適性のみならず豊かな就労環境を提供。その他、「GLP ALFALINK流山」の共用スペースの様々なアメニティ・施設・サービスも利用でき、ライフタイムの充実が図れる。

BCP対策としては、免震構造に加えて、受変電設備の冠水対策により地震や洪水からの被害を軽減。環境面では太陽光発電を設置する予定で、再生エネルギーの利用を推進する。

日本GLPの帖佐義之社長は、「このたびは、『GLP ALFALINK流山7』の開発段階で入居企業が決定し、着工を迎えられることを大変嬉しく思う。入居企業は、すでに日本GLPの施設を多数利用している中で、利便性の高い立地に『GLP ALFALINK流山』全体の広大な敷地を活かし、顧客のオペレーションを最適化する施設スペックを評価いただいた。加えて、豊かな心をもたらす工夫された働く環境を整えることにより、雇用の継続と生産性の向上をサポートする。日本GLPは引き続き、入居企業のビジネス拡大を支えていくと同時に施設開発・運営を通じて、地域社会の発展に貢献していく」と述べている。

■施設概要
施設名:「GLP ALFALINK流山7」
所在地:千葉県流山市中野久木
敷地面積:約5万4000m2
延床面積:約12万m2
構造:地上4階建て、免震・PC造
着工:2021年10月
竣工:2023年5月(予定)
認証取得:LEED認証(予定)、ZEB認証(予定)

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