福岡市は10月8日、アイランドシティ港湾関連用地2区画の分譲公募について、A区画の分譲予定者をニトリ、B区画を東京建物、東急不動産、西日本新聞社、丸紅の4社グループ(代表企業は東京建物)に決定したと発表した。
同用地については、「物流関連事業者」と「物流関連事業者に施設を提供する不動産関連事業者等」を対象として、5~7月にかけて進出事業者を募集していた。
各社の事業計画によると、ニトリは4万982.44m2の土地に4階建て延床面積12万2000m2の倉庫を建設し、2025年1月の操業開始を予定している。
東京建物を代表とするグループは、3万9306.83m2の土地に6階建て延床面積14万8213.72m2の倉庫を建設し、2024年1月の操業開始を予定している。
今後、市は両分譲予定者と12月上旬までに土地売買契約を締結し、土地処分議案を市議会に提出し議決を得た後、土地の引き渡しを予定している。
■分譲予定者と事業計画
「A区画」
分譲予定者:ニトリ
分譲申込面積:4万982.44m2
分譲価格:77億3309万9550円
<進出計画概要(予定)>
主な使用目的:倉庫・配送センター用地等
施設整備計画:倉庫1棟4階建、建築面積2万8600m2、延床面積12万2000m2
操業開始時期:2025年1月
「B区画」
分譲予定者:東京建物を代表とするグループ(東京建物、東急不動産、西日本新聞社、丸紅)
分譲申込面積:3万9306.83m2
分譲価格:118億1897万4178円
<進出計画概要(予定)>
主な使用目的:倉庫・配送センター用地等
施設整備計画:倉庫1棟6階建、建築面積2万6151.72m2、延床面積14万8213.72m2
操業開始時期:2024年1月
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