JPR/積載効率改善へ、共同輸送マッチングサービス発表

2021年10月21日 

日本パレットレンタル(JPR)は10月21日、共同輸送マッチングサービス“TranOpt(トランオプト)”を発表した。

<マッチングサービスの概要>
20211021jpr21 520x247 - JPR/積載効率改善へ、共同輸送マッチングサービス発表

TranOpt は、AI によって業界を跨いだ荷主企業同士をマッチングするサービス。共同輸送の機会を創出することによって、物流業界全体の課題である、実車率や積載率の向上、CO2 排出量の削減に貢献する。2021年8月までに実施した無償モニタ利用期間において、TranOptのAI がマッチングした輸送経路の平均実車率は93%という高い値を示し、利用者からは期待の声が上がっているという。

積載効率を改善する方法の一つが複数企業で共同輸送を行うこと。近年、荷主企業同士の共同輸送の例が話題になっているが、その多くは同業種での取り組みが中心になっている。

一般に、同じ業界同士の企業では、物流形態や季節波動が似通っていることが多いため、お互いがメリットを出せる経路を見出すことが難しい傾向にある。一方で、通常、異業種との日常的な交流は少ないため、対話の相手を見つけること自体が実務的なハードルになっている。TranOptはこうした課題を解決し、従来にない異業種同士の共同輸送を実現するサービス。

TranOpt は、多数の企業の輸送経路等をデータベース化したうえ、AI によって業界を跨いだ荷主企業同士をマッチングするサービス。利用者は、TranOpt に自社のルート情報や、積荷や詳細な条件を登録する。TranOpt のAI は、希望条件を考慮したマッチングを行い、複数のマッチング候補を利用者に提示する。利用者は、共同輸送を行いたい相手にTranOpt上で通知を行い、相互に調整を図りながら共同輸送の実行に進んでいく。

JPRは、2021年8月末まで、TranOpt の無償モニタ利用期間を設定した。トライアル期間においてTranOpt が提示したマッチング候補の平均実車率は93%を示した。

JPRは独自のノウハウと、モニタ利用期間に得られた知見によって、共同輸送が実現する確率を高める工夫をTranOpt に凝らしている。その一つが、予め登録された輸送経路以外の諸条件をAI が考慮する、ことや、マッチング結果の表示順に、相手方の熱意の高さ(積極・受動)を反映させる、ことなどだ。

なお、会員登録やサービスの利用は「無料」。成約時に手数料が生じる成功報酬型を基本とし、ニーズに合わせて定額利用型も選択できる。

この記事をシェアする

最新ニュース

物流用語集