東洋埠頭が11月2日に発表した2022年3月期第2四半期決算によると、売上高176億3100万円(前年同期比1.1%増)、営業利益9億500万円(14.7%増)、経常利益10億8100万円(23.3%増)、親会社に帰属する当期利益7億7200万円(31.9%増)となった。
セグメント別では、国内総合物流事業の売上高は151億4200万円(3.6%減)となったが、営業利益は7億7000万円(6.0%増)となった。
倉庫業の売上高は55億400万円(2.1%増)となった。入出庫数量は178万トン(174万トン)、平均保管残高は28万トン(前年同期30万トン)だった。輸入青果物、穀物などの取扱いは増加したが、木材、石油化学品などの取扱いは減少した。
港湾運送業の売上高は40億4600万円(1.6%減)。輸入青果物の取扱いは増加したものの、ばら積み貨物は穀物類、石炭の取扱数量が減少し、228万トン(前年同期238万トン)だった。
コンテナ取扱数量は新型コロナウイルス感染症の世界的な影響により川崎港での取扱いが大きく減少し、11万6000TEU(前年同期13万TEU)だった。
自動車運送業の売上高は29億1800万円(11.1%増)となった。全般的な荷動きの回復により、取扱いが増加した。
通期は、売上高340億円(0.5%減)、営業利益13億円(14.6%増)、経常利益15億円(12.0%増)、親会社に帰属する当期利益9億円(12.2%増)を見込んでいる。
東洋埠頭 決算/4~6月の売上高1.1%減、営業利益1.1%増