LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





JR東日本等/新幹線荷物輸送で埼玉エリアの取扱量拡大

2021年11月02日/3PL・物流企業

東日本旅客鉄道(JR東日本)と北海道旅客鉄道(JR北海道)は11月2日、東北・北海道新幹線を活用した荷物輸送サービス「はこビュン」で、一部の上り列車を対象に「大宮駅」の停車時間を延長し、取扱荷物量を拡大すると発表した。

<東北・北海道新幹線「はやぶさ」(イメージ) >
20211102jr - JR東日本等/新幹線荷物輸送で埼玉エリアの取扱量拡大

これまで「はこビュン」では、主に新函館北斗駅~東京駅の輸送を実施してきた。今回、大宮駅を中心とした埼玉エリアの顧客ニーズに応えるため、東北・北海道新幹線の一部の上り列車で大宮駅の停車時間を延長し、取扱荷物量を拡大する。

これにより、大宮駅での新幹線による荷物輸送の拠点化を進め、今後の輸送量・頻度の拡大や新たな荷主の獲得・商圏の開拓に取り組み、ビジネスの拡大を推進する。

<函館エリアの鮮魚類(イメージ)>
20211102jr1 - JR東日本等/新幹線荷物輸送で埼玉エリアの取扱量拡大

「はこビュン」では、函館から鮮魚などの特産品を輸送する。生鮮食品類は東京だけでなく、生活者や小売業の物流拠点が多い埼玉エリアでもニーズが強いことから、大宮駅での新幹線の停車時間を通常約1分のところ、一部の上り列車の停車時間を約5分に延長し、荷物の取り下ろし量を拡大する。

■実施概要
期間:12月10日(金)から当面の間(年末年始など新幹線利用客の多く見込まれる日は停車時間の延長なし)
輸送する荷物 :函館特産の鮮魚類など(予定)
配送先 :埼玉・東京エリアを中心とする小売・飲食店(予定)

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース