丸運が11月4日に発表した2022年3月期第2四半期決算によると、売上高227億6600万円、営業利益2億9300万円、経常利益3億5000万円、親会社に帰属する当期利益1億6000万円となった。
会計基準の変更により増減率の記載はない。
セグメント別では、貨物輸送は、燃油費の上昇や自然災害の影響を一部受けたが、コロナ禍からの需要回復により、自動車関連のアルミ・銅素材の出荷が復調したことやオリンピック・バリンピックによる特需があったことから、部門全体では増収増益となった。
エネルギー輸送では、石油部門はコロナ禍からの回復により、輸送数量が前年同期比4.0%増加となった。潤滑油・化成品部門も同様にコロナ禍からの回復により、主要顧客の輸送数量が前年同期比9.2%増加となった。
通期は、売上高464億円(3.8%増)、営業利益7億円(5.8%増)、経常利益8億円(7.5%増)、親会社に帰属する当期利益5億2000万円(9.3%増)を見込んでいる。