リンコーコーポレーションが11月5日に発表した2022年3月期第2四半期決算によると、売上高62億1700万円(前期は71億5700万円)、営業利益2500万円(前期は3億3500万円の損失)、経常利益1億6200万円(前期は2億1500万円の損失)、親会社に帰属する当期利益1億9200万円(前期は3億9500万円の損失)となった。
会計基準の変更で増減率は記載していない。
運輸部門と運輸系子会社4社を合わせた同部門の第2四半期の貨物取扱数量は、一般貨物が20.7%、コンテナ貨物が1.6%それぞれ増加し、合計で前年同四半期比7.8%増加の288万9000トンとなった。前年度のコロナ禍の影響で需要が低下していた主要貨物のひとつである素材原料の一部に回復の動きが見られたことが主な要因となり、同部門の売上高は49億6600万円となった。
一方、経費面においては、第1四半期から継続して外注費や労務コスト削減に努めた結果、4800万円の営業利益(前年同四半期は8800万円の損失)となった。
通期は、売上高126億円、営業利益4000万円、経常利益2億3000万円、親会社に帰属する当期利益2億7000万円を見込んでいる。
リンコー 決算/4~6月の売上高3.0%増、営業利益1.17億円