リンコーコーポレーションが2月7日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高102億5600万円(前年同期比2.9%増)、営業利益3億8400万円(115.8%増)、経常利益5億2600万円(67.6%増)、親会社に帰属する当期純利益4億4800万円(13.2%増)となった。
セグメント別では運輸部門の売上高が74億9500万円(1.7%増)、営業利益9300万円(前期は3700万円の損失)。
グループの事業拠点である新潟港の貨物取扱量が増加したが、貨物取扱数量は一般貨物が増加し、コンテナ貨物が減少した結果、合計では前期比3.5%減の397万トンだった。
一般貨物は、再生可能エネルギー関連貨物の取扱いが開始され、主要な既存貨物の素材原料も合わせて堅調に推移。
運輸部門全体の売上高としては微増で、利益面では、物価上昇に伴う下払費や人件費の増加などの影響を受けたが、料金の見直しや作業効率向上の効果もあり増益となった。
通期は、売上高135億円(3.0%増)、営業利益3億5000万円(128.9%増)、経常利益4億円(45.7%増)、親会社に帰属する当期純利益3億8000万円(6.2%増)を見込んでいる。
リンコー 決算/4~9月の売上高1.8%増、営業利益124.8%増