国土交通省、警察、高速道路等は11月9日、合同で、首都圏に流入・通過する重量超過等違反車両を一斉に取り締まる合同取締を７か所で実施し、計測車両13台のうち、違反車両２台に対し、指導警告等を実施したと発表した。
＜首都圏大規模同時合同取締箇所別の道路法違反台数＞
＜道路が損傷した例(左)と取締風景＞
これは、重量超過等の悪質な違反は、深刻な事故の原因となるとともに、道路を劣化させる主な原因となり、こうした違反車両の取締を強化することは重要との観点から実施したもの。
取締結果は、計測台数が13台、違反台数（道路法違反） ２台、指導内容 指導警告が１台、措置命令が１台だった。その他、道路運送車両法に違反（不正改造等）の車両１台に対し、整備命令を発令。
このうち、措置命令を行った違反の具体例では、車両総重量23.0t（制限値20t を3.0t 超過）の車両に対し、道路管理者から違反者に措置命令書を発出し、高速道路外への排出措置を命令した。
なお、大雨による視界不良等のため、予定していた21か所のうち14か所を中止した。
