全日本トラック協会(全ト協)は12月17日、「2021年度貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク制度)」の評価を決定し、新規・更新を合わせた申請事業所7280事業所のうち、7090事業所を安全性優良事業所に認定したと発表した。
認定事業所の内訳は、新規申請1520事業所、初回更新1392事業所、2回目更新1495事業所、3回目更新1489事業所、4回目更新1194事業所。これに、2018~2020年度に認定した2万936事業所と合わせて、安全性優良事業所は合計2万8026事業所となった。認定の有効期間は、2022年1月1日から新規事業所は2年間、初回更新事業所は3年間、2回目以降の更新事業所は4年間となる。
今回の認定で、安全性優良事業所は全国のトラック運送事業所数8万7219事業所の32.1%となり、トラック運送事業所の3割が安全性優良事業所となっている。
Gマーク制度は、トラック運送事業者の交通安全対策等について、事業所単位における取り組みを評価し、一定の基準をクリアした事業所を安全性優良事業所として認定するもの。