国土交通省と気象庁は12月24日、大雪に対する緊急発表を行った。
日本の上空に強い寒気が流れ込み、日本付近は25~28日頃にかけて強い冬型の気圧配置が見込まれている。そのため、北日本から西日本の日本海側を中心に荒れた天気や大雪となるおそれがあり、また、太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも積雪するおそれもあるとしている。
これに伴い、ドライバーには冬タイヤの装着とチェーンの携行及び早めの装着の徹底を呼び掛けているほか、降雪状況によっては広範囲での通行止めや高速道路と並行する国道等が通行止めとなる場合があることから、広域迂回の実施や通行ルートの見直しなどの協力を求めている。
なお、2020年末~2021年初にかけての大雪で大型車の立ち往生が主な原因となり、甚大な影響が生じたことから、国土交通省では冬タイヤの未装着等で立ち往生した事業用自動車に対し、悪質な事例については監査をしたうえで安全管理義務違反として当該事業者の行政処分を行うこととしており、運送事業者に対して冬タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着を徹底するとともに、タイヤの摩耗劣化にも十分な注意を求めている。
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