三菱倉庫は12月24日、米国のOnAsset Intelligenceと戦略的パートナーシップの構築に向けた業務提携契約を締結したと発表した。
<5G対応のデータロガー「SENTRY 600 FlightSafe」>
OnAsset社は、航空貨物のモニタリングやトラッキングについてのソリューション・プロバイダー。同社のモニタリングデバイスは、欧米の無線基準に加えて日本国内の技術基準適合証明を取得しており、国際線を運航する航空会社の90%以上から機内への搭載を認められ、約160か国で使用されている。
同社の最新のデバイス「SENTRY 600 FlightSafe」は、貨物の位置情報や輸送中の温度、湿度、照度、衝撃、傾き等の計測が可能で、計測したデータはクラウド上でリアルタイムに確認することができる。
また、5Gをはじめさまざまなワイヤレス機能やセンサーを搭載しているほか、機能の拡張性にも優れており、グローバルかつフレキシブルな運用が可能となっている。
三菱倉庫は、アジア・太平洋地域でのOnAsset社の代理店として、精密機器や半導体素材等の高機能材料関連の荷主に同社のデバイスとクラウドプラットフォームを活用した可視化ソリューションを提供し、グローバル・サプライチェーンをサポートするとしている。