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マクドナルド/物流網混乱でポテトの輸入遅延でSサイズのみ販売

2022年01月07日/生産

日本マクドナルドは1月7日、「マックフライポテト」のMおよびLサイズの販売を1月9日より1か月程度を目途に一時休止し、セットメニューも含め「マックフライポテト」Sサイズのみの販売にすると発表した。

同社が北米から輸入しているポテトについて、船便の経由地であるカナダ・バンクーバー港近郊での大規模な水害、およびコロナ禍での世界的な物流網への混乱の影響による輸入遅延が発生している。

これを受け同社では、2021年12月24日から12月30日まで「マックフライポテト」をSサイズのみの販売としていたが、12月31日より全サイズでの販売を再開していた。

しかし、その後も輸入遅延が続いていることに加え、バンクーバーでの貨物の滞留や雪の影響による混乱、航路上での悪天候など不測の事態が重なり、1月上旬から中旬にかけて予定していた船便の到着にさらなる遅れが生じている状況。

同社では、新たな流通経路の手配など、今後の安定供給に向けた様々な対応を進めているが、さらなる輸入遅延が続く中、当面の在庫を十分確保するため、そして顧客に途切れることなく「マックフライポテト」を楽しんでもらうために、2022年1月9日より1か月程度を目途に、MおよびLサイズを一時販売休止し、Sサイズのみの販売とするもの。

1日でも早く「マックフライポテト」の通常販売を再開できるよう、引き続き輸入業者やサプライヤーと協力のうえ、原材料の安定調達に向けて最大限の対応をおこなっていくとしている。

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