小田急不動産は1月13日、物流施設の開発用地6200m2を福岡県糟屋郡志免町で取得したと発表した。
同社が福岡県内で不動産を取得・開発するのは初めて。
この土地は、九州エリアの物流の大動脈である九州自動車道「福岡IC」と「大宰府IC」の中間に位置し、福岡都市高速を利用することで福岡市内へのアクセス性に優れた立地にある。加えて、福岡空港にも至近のため、航空貨物の配送拠点としても需要の高いエリアとなっている。
また、同地が所在する糟屋郡は、福岡県内で福岡市、北九州市、久留米市に次ぐ人口規模を有しており、物流施設完成後の労働力確保の観点からも優位性が見込まれている。
なお、同地での開発予定施設については、現時点で具体的な内容を未定としている。
小田急不動産は、物流施設の第1弾である「小田急不動産ロジスティクスセンター印西」(千葉県)を2021年7月に竣工。また、第2弾の「(仮称)小田急不動産ロジスティクスセンター船橋」(千葉県)を2022年2月に、第3弾の「(仮称)小田急不動産ロジスティクスセンター一宮」(愛知県)を同8月に竣工する予定。
■取得用地の概要
所在地:福岡県糟屋郡志免町田富2-391(地番)
交通:福岡都市高速「西月隈出入口」4.1km、九州自動車道「福岡IC」9.0km、九州自動車道「大宰府IC」9.4km、福岡空港5.4km
敷地面積:6202.26m2(登記記録記載面積)
用途:準工業地域
建ぺい率:60%
容積率:200%
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