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JMU/省エネ型バルクキャリア「SAKIZAYA XCEL」を引渡し

2022年01月19日/IT・機器

ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は1月19日、三重県津市の津事業所で建造していたBENEFIT TRANSPORT S.A.(ベネフィット トランスポート エスエー)向け次世代省エネ型バルクキャリア「SAKIZAYA XCEL(サキザヤ エクセル)」を引渡したと発表した。

<SAKIZAYA XCEL>
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同船は、JMUがパナマックスバルクキャリアの次世代船として開発したG-Series 80800DWT型の発展形となるJ-Series 82400DWT型の第9番船。

従来船と同じ船体要目を維持しつつ、Common Structural Rules for Bulk Carriers and Oil TankersやNOx(窒素酸化物)排出規制Tier IIIなどの最新規則を折り込んだうえで、独自の省エネ技術を生かして載貨重量の増加と燃費低減を両立している。

具体的には、独自の省エネデバイスである「Super Stream Duct」「SURF-BULB」「ALV-Fin」の最適化によって、大幅な燃費削減を達成しているほか、新騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用で実海域性能を向上させている。

また、従来デザインのG81BCに対して載貨重量を増加しながら燃費性能を向上させることで顧客ニーズに応えるとともに、温室効果ガス(GHG)排出規制であるEEDI(エネルギー効率設計指標)に対してPhase2レベルに達しており環境ニーズに配慮している。

■本船概要
全長:229.00m
幅:32.26m
深さ:20.20m
喫水:14.55m
載貨重量:8万2446トン
総トン数:4万4318
主機関:MAN-B&W 6S60ME-C8.5-EGRBP ディーゼル機関1基
航海速力:14.50ノット
定員:25名
船級:NK
船籍:パナマ

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