ジャパン マリンユナイテッド(JMU)は1月21日、広島県呉市の呉事業所で日本郵船向けに建造していたVLCC「TOWA MARU (永遠丸)」を引渡した。
<TOWA MARU (永遠丸)>
この船は同社で豊富な建造実績を誇る、マラッカマックス型VLCCの次世代船であり、2013年1月の同社発足後初めて開発された「JMUマラッカ型VLCC」の14番船となる。
マラッカマックス型VLCCは、中東-日本間の原油輸送で、マラッカ海峡を通峡するための最適船型として開発された。同社の前身であるアイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド、及びユニバーサル造船において、永年に亘って蓄積したVLCC開発のノウハウ、最新鋭の技術を結集した、次世代省エネマラッカマックス型VLCCとなっている。
■概要
主要寸法:全長 339.5m x 幅 60.00m x 深さ 28.50m x 喫水 21.05m
総トン数:16万709
載貨重量:31万1028トン
主機関:W7X82 ディーゼル機関1基
航海速力:15.45ノット
定員:34名
船級:NK
船籍:日本