横浜冷凍（ヨコレイ）は1月24日、千葉県千葉市に建設中の同社「千葉リサーチパーク物流センター（仮称）」（2023年3月完成予定）が、CASBEEの総合評価ランクでＡ（たいへん良い）を取得したと発表した。
＜千葉リサーチパーク物流センター（仮称）完成予想図＞
千葉リサーチパーク物流センター（仮称）は省人化・省力化に特化した、地球にやさしい最新鋭の次世代型冷蔵倉庫がコンセプトとなっており、業界初となる作業用ロボットによるデバンパレタイズシステム（DPS）や太陽光発電システムと大容量リチウムイオン蓄電池を組み合わせた「蓄電による冷蔵倉庫の冷却」など、随所に先進的な設備を導入している。
同センターの環境への取り組みが評価され、建築物の環境への取り組みレベルを評価・格付けするCASBEEの総合評価ランクでＡ（たいへん良い）を取得したもの。
運営に大量の電力が必要となる冷蔵倉庫において、CASBEEでA評価を受けるのは大変稀なことだが、徹底した省エネを進めた結果、福岡ISLAND CITY物流センターに続き国内2か所目の取得となった。
また、事務所棟は、快適な室内環境を実現しつつ、省エネと再エネによって年間のエネルギー収支が実質ゼロの建築物を示すZEB（Net Zero Energy Building）評価取得を目指している。
