丸和運輸機関が1月31日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高971億700万円（前年同期比15.8％増）、営業利益67億7800万円（2.4％減）、経常利益71億2000万円（0.5％増）、親会社に帰属する四半期純利益50億9500万円（4.3％増）となった。
物流事業の売上高は963億9400万円（15.9％増）、営業利益は65億5900万円（2.5％減）となった。
売上高の内訳は日用雑貨を中心とするEC・常温物流が470億4100万円（39.5％増）、低温食品を中心とした食品物流が337億5900万円（0.5％減）、医薬・医療物流が155億9300万円（0.3％増）。
利益面では、営業強化による積極的な事業拡大や生産性向上に努めたものの、燃料調達単価の上昇に加えて、将来の業容拡大に備えた積極採用や輸送力の増強に取り組んだ結果、前年同期比マイナスとなった。
通期は、売上高1295億円（15.5％増）、営業利益88億9000万円（10.9％増）、経常利益93億8500万円（13.6％増）、親会社に帰属する当期純利益62億5000万円（12.9％増）を見込んでいる。
