AZ-COM丸和ホールディングスは11月6日、グループ会社で3PL事業を提供する丸和運輸機関とさいたま市が合同で、「タイミー」のワーカーに向けて大規模災害時の物流等に関する研修会を開催したと公表した。
研修会は、さいたま市広域拠点備蓄倉庫で10月23日に実施。座学と実技研修にワーカー7人が参加した。
丸和運輸機関とさいたま市は、2020年3月に「大規模災害時における物資の輸送・荷役等に関する協定」を締結。さいたま市で災害が発生したとき、丸和運輸機関は市の協力要請のもと、支援物資の輸送や物資拠点の運営など支援活動を行うことになっている。
とくに支援業務を担う人手を早急に確保することがポイントとなるため、研修会では、タイミーを通じ、これまで物流業界で働いたことがある、さいたま市近郊のワーカーを中心に参加者を募集し、災害発生時に即戦力となる人材の育成に取り組んだ。
災害発生時には支援業務のスキルを身につけた研修受講者に対して優先的に求人を公開しマッチングすることで、迅速な支援活動ができるようにする狙いだ。
今後も継続的に研修会を行い、被災地の物流ニーズの正確な把握、荷さばき、的確な仕分けと保管、避難所への迅速な配送など、円滑に物流支援を実行できる体制を整えたいという。
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