LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





センコーGHD/MIRAI-LABOと提携、省エネ製品の循環物流提供

2022年02月03日/SCM・経営

センコーグループホールディングスは2月3日、太陽光路面発電パネルやリユースEVバッテリーの開発などを行う環境プラットフォーマーのMIRAI-LABOと、1月27日に資本業務提携を行ったと発表した。

<蓄電池物流プラットフォームでEV用バッテリーが循環するしくみ>
20220203senko 520x293 - センコーGHD/MIRAI-LABOと提携、省エネ製品の循環物流提供

提携によって、MIRAI-LABOとその提携先企業が展開する省エネルギーを目指した製品の調達~生産~販売~リユース・リサイクルに関わるサプライチェーン全般で、センコーグループが安定的な物流サービスを提供する。また、センコーグループ各社が今後新設する物流センターや店舗ビジネスに、提携先企業が開発する省エネルギー製品やサービスを積極的に導入することで、さらなる相乗効果を生み出していく。

加えて、センコーグループではEVトラックなど環境対応車の導入を拡げ、環境に優しい物流を推進することでカーボンニュートラルの実現に大きく貢献していく考え。

MIRAI-LABOは「環境主義」を企業理念に、太陽光路面発電技術、蓄電技術、省エネ照明技術を軸としてさまざまな省エネ環境製品の開発を行うとともに、中古EVバッテリーの劣化診断とリユース製品の開発等を手掛けている。また、環境プラットフォーマーとして、事業パートナーとの連携を推進しながら、100年後を見据えたサスティナブルな地球環境づくりに貢献する取り組みを行っている。

センコーグループでは、EVや太陽光発電などで使用される蓄電池の生産~販売~リサイクルといった物流プラットフォームの構築を2021年から本格的に進めており、その構築を加速させ、エネルギー物流の新たな市場開拓と事業拡大を目的に、MIRAI-LABOと資本業務提携を行った。

■MIRAI-LABO会社概要
所在地:東京都八王子市千人町3-3-20
設立:2006年4月
資本金:7億3000万円
主な事業内容:環境プラットフォームの構築
太陽光路面発電技術、リユースEVバッテリー技術、バッテリーの無瞬断切替技術、省エネ照明技術などを軸とした自律型MaaSコアプロダクツの開発・提供

関連記事

SCM・経営に関する最新ニュース

最新ニュース