遠州トラックが2月7日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高319億7600万円(前年同期比9.0%増)、営業利益24億4400万円(3.9%増)、経常利益25億800万円(5.0%増)、親会社に帰属する当期利益17億2800万円(0.9%減)となった。
グループでは、巣ごもり需要を背景にインターネット通販向け宅配貨物が増加したこと、工業製品用部品や日用品などの配送センター業務が拡大したこと、前年度第3四半期から連結対象となった小笠運送が期初から連結されていること等から、当第3四半期連結累計期間の売上高は増収となった。利益面では、人件費、外注費や燃料費が上昇する一方、業務の効率化を進めた結果、営業利益も増加した。
通期は、売上高420億円(6.2%増)、営業利益32億円(1.9%増)、経常利益32億円(0.5%増)、親会社に帰属する当期利益22億円(2.7%減)を見込んでいる。
遠州トラック 決算/4~6月の売上高5.7%増、営業利益14.4%増