日本石油輸送が2月7日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高245億3500万円(前年同期比6.4%増)、営業利益8億3900万円(7.8%増)、経常利益9億9800万円(6.8%増)、親会社に帰属する当期利益6億7300万円(14.1%増)となった。
セグメント別では、石油輸送事業の売上高は107億8800万円(3.1%増)、営業利益は7100万円(42.9%減)となった。
石油輸送事業は、自動車輸送において輸送シェアの維持・拡大に努め増収となったことに加え、鉄道輸送において昨年度の出荷地変更による影響の反動があり、売上高は増加した。一方、人件費等の経費の増加により、営業利益は減少した。
高圧ガス輸送事業の売上高は63億円(4.1%増)、営業利益は1億3600万円(26.9%減)となった。
高圧ガス輸送事業は、LNG(液化天然ガス)を中心とした需要の回復等により、売上高は増加した。一方、燃料費や人件費等の経費の増加により、営業利益は減少した。
通期は、売上高334億円、営業利益14億円、経常利益15億5000万円、親会社に帰属する当期利益9億5000万円を見込んでいる。
日本トランスシティ/4~12月の売上高6.9%減、営業利益21.5%減