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トレーディア/4~12月の売上高136億円、営業利益3億円

2022年02月10日/決算

トレーディアが2月10日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高136億6000万円、営業利益3億円(前期は2600万円の利益)、経常利益4億4700万円(前期は1億900万円の利益)、親会社に帰属する四半期純利益3億800万円(前期は7100万円の利益)となった。

セグメントごとの業績は、輸出部門が、売上高21億800万円余、営業利益4800万円余(前年同期はセグメント損失8100万円余)だった。雑貨が減少したものの、主力の機械機器製品を始め、食料品、金属製品の取り扱いが堅調に推移し、取扱量は前年同期比で20.7%増加した。

輸入部門は、売上高37億6800万円余、セグメント損失3400万円余(前年同期はセグメント利益2600万円余)となった。食料品は増加したが、機械製品は前年並みで、繊維製品はアパレル不振により減少、雑貨も巣ごもり需要が一巡し減少となり、取扱量は対前年同期比で4.1%減少した。

国際部門は、売上高76億4700万円余、セグメント利益2億3900万円余だった。

輸出は、台湾、インド向け設備、北米向け三国間を中心に堅調に推移し、取扱量が前年同期比で31.2%増加した。輸入は、靴、衣料品、半導体関連は低迷したものの、調理、美容関連機器が伸び、取扱量は前年同期比で1.4%増加した。

輸出入ともに高水準の運賃とコンテナスペース不足による混載便の利用や、航空便への振替も売上高増加に寄与した。

倉庫部門は、安定した賃料収入によって、売上高4400万円余、営業利益3900万円余となった。

通期は、営業収入164億円(9.8%増)、営業利益2億6000万円(323.4%増)、経常利益4億1000万円(162.0%増)、親会社に帰属する当期純利益2億8000万円(157.8%増)を見込んでいる。

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