名港海運が2月10日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高598億7100万円(前年同期比24.4%増)、営業利益48億8600万円(97.7%増)、経常利益55億4700万円(80.2%増)、親会社に帰属する当期純利益37億400万円(6.6%増)となった。
営業の基盤を置く名古屋港の港湾貨物は、輸出は自動車や自動車部品などが増加、輸入ではアルミニウムなどが増加したことで、ともに前年実績を上回った。名港海運グループでは、輸出貨物は、自動車部品などの取り扱いが増加し、輸入貨物については、非鉄金属の取り扱いが増加した。
通期は、売上高760億円(13.3%増)、営業利益59億円(64.8%増)、経常利益66億円(52.7%増)、親会社に帰属する当期純利益45億円(4.2%増)を見込んでいる。
名港海運 決算/4~6月の売上高1.7%増、営業利益4.4%増