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伊藤忠商事/航空輸送分野の再生可能資源の燃料ビジネス展開

2022年02月16日/3PL・物流企業

PR記事

伊藤忠商事は2月16日、世界最大の再生可能資源由来の燃料(リニューアブル燃料)メーカーであるNeste OYJ社(NESTE社)グループとの間で、NESTE社が生産する持続可能な石油代替航空燃料(Sustainable Aviation Fuel(SAF)であるNeste MY Sustainable Aviation FuelTMに関する日本市場向け独占販売契約を締結したと発表した。

伊藤忠商事は羽田空港及び成田国際空港で、この独占販売契約に基づいたSAFの供給を開始する。

この契約は世界最大のリニューアブル燃料メーカーであるNESTE社と強固なパートナーシップを構築、両社の強みを活かした連携を行い、世界的に供給不足が予測されるSAFを戦略的に日本へ確保し、日本に就航する国内外の航空会社へ安定供給を行うことで、航空業界における脱炭素化実現への貢献を目指すもの。

伊藤忠商事とNESTE社は、2020年に全日本空輸と3社協働で、SAF輸入・品質管理から空港搬入までの一連のサプライチェーン構築、SAFの日本初となる商用フライト規模での供給を実現した。また、2021年6月から陸上輸送分野でリニューアブルディーゼルの日本国内での供給を開始、供給規模を拡大しており、今後もパートナーシップを活かした循環型低炭素社会の実現に向けた取組を行っていくとしている。

なお、2021年12月、政府は航空分野の脱炭素に向けた工程表をまとめ、その中で「2030年までに本邦航空会社による航空燃料使用量の10%をSAFに置き換える」という数値目標を公表している。その目標実現に向けては、日本国内でのSAF生産事業を加速させると同時に、欧米で既に実績のあるSAFを最大限活用することが必要と位置付けられている。

成田国際空港/カーボン・オフセット及び削減スキーム適合燃料受入れ

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