GROUNDは3月2日、物流施設統合管理・最適化システム「GWES(GROUND Warehouse Execution System、ジーダブルイーエス)」を試験的に利用し、期待導入効果を評価できる有料サービス「GWES トライアル(PoC)サービス」の提供を開始した。
<GWESの概要(青枠がトライアルサービスの対象モジュール)>
「GWES」は、ミドルウェアとなる共通データ基盤とAIを適用した各種機能モジュール群で構成された汎用性・拡張性の高いパッケージシステム。物流施設で導入されているさまざまなハードウェア(マテハン、ロボットなど)やソフトウェア(WMSやWCSなど)と連携することでデジタル化を推進し、物流施設全体の可視化やオペレーション最適化の実現を支援する。
提供を開始したトライアルサービスでは、本格導入の意思決定を行う前に固有の環境下でGWESを試験的に利用することにより効果を検証し、本格導入に向けた対応方法の検討やボトルネックとなる事項を事前抽出することなどを目的としており、実際のデータを使用して具体的な期待導入効果を評価することが可能となっている。
サービスの対象となるのは、「Routing Optimizer」「Slotting Optimizer」「Progress Analyzer」の3モジュールで、試用期間は準備期間を含めた3か月間。
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