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国交省/4月1日よりICTを活用し遠隔点呼の実施が可能に

2022年03月23日/IT・機器

国土交通省は3月23日、「使用する機器・システムの要件」、「実施する施設・環境の要件」及び「運用上の遵守事項」を設定することで、これらの要件を満足する営業所において、営業所の優良性に関わらず、遠隔拠点間(営業所-車庫間、同一事業者内の営業所間、グループ企業の営業所間)の点呼を実施可能とする遠隔点呼制度を4月1日より開始すると発表した。

<遠隔点呼リーフレット>
20220323kokkosyo1 - 国交省/4月1日よりICTを活用し遠隔点呼の実施が可能に

<遠隔点呼の実施を担保する3つの要件>
20220323kokkosyo2 - 国交省/4月1日よりICTを活用し遠隔点呼の実施が可能に

この制度により、ICTの活用による運行管理の効率化が進み、運転者や運行管理者の働き方改革が促進されることが期待される、としている。

従来までは、自動車運送事業者は、運行の安全を確保するため、事業用自動車の乗務前、乗務後の運転者に対して、原則対面による点呼を行うこととなっている。従来より、カメラやモニターを用いて点呼を行う「IT点呼(トラック)」及び「旅客IT点呼(バス、タクシー)」が実施できるが、いずれも、輸送の安全及び旅客の利便の確保に関する取組が優良であると認められる営業所に限られたものだった。

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