デンソーウェーブは3月29日、多様な働き手への対応と業務効率化への貢献を目指し、QRコードなどの各種コードや文字認識ができる業務用ハンディーターミナル「BHT-M70」を4月11日より発売すると発表した。
「BHT-M70」は、「新しいワークスタイルをともにつくる」のメッセージを掲げ、2021年1月に発売された「BHT 新シリーズ」4機種の新モデル。各種コード読み取りを活用した業務効率化等につながる「大画面」と「物理キー」、優れた読み取り性能を両立させていることが特長。
さらに、4GやWi-Fi通信を活用した多様なAndroid系のソフトウェアを提供することで、職場での作業者のコミュニケーション向上など幅広いニーズに対応する。多様化する利用者の誰でもに扱いやすく、各種業務に対応するモデルを新たにラインナップすることで、「BHT 新シリーズ」はさらに充実し、各機種を業態や業務に合わせて選定することが可能となった。
「BHT-M70」の特長では、4インチの大画面により、作業者は地図やマニュアル等の閲覧が快適になった。片手で端末を握り、親指1本で操作できるため、作業者の作業効率化に貢献する。
また、チャット、通話をはじめとするコミュニケーションアプリを活用し、従業員の教育や指導をDX。さらに位置測位(GPS)を用いて物品の位置管理や従業員の動態管理を行い、従業員間コミュニケーションを向上できる。
そして、新デコードエンジンと高密度センサの採用により、ビニール越しや汚れが付いたコード、離れた場所のコードもすぐに楽な姿勢で読み取り可能、作業者の負担軽減に貢献。文字認識(OCR)により、消費期限や伝票番号の手入力を自動化することで、負荷の高い目視作業の削減と、正確なチェックを実現している。
■概要
名称:BHT-M70
製品サイズ:縦 182mm×横 72mm×高さ 39mm
製品重量:約330g(バッテリ装着時)
フューチャーアーキテクト/AI画像一括検品で入庫業務を自動化