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川崎汽船/グループ会社が「プロバイダー認証」クラスC取得

2022年04月25日/3PL・物流企業

川崎汽船は4月25日、川崎近海汽船との合弁会社であるケイライン・ウインド・サービスが、日本海事協会(ClassNK)の組織を対象としたイノベーション・エンドースメント「プロバイダー認証」クラスCを取得したと発表した。

<4月19日に行われた証書授与>
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ClassNKでは、企業がESGに配慮した経営やSDGsへの取り組みを進める中、サステナブルで競争力のあるビジネスの確立に向けて、ビジネス手法や組織そのものを変革する取り組みを第三者として認証するサービスを提供している。

洋上風力発電事業の方針、計画、組織化を中心に専門家による審査が行われた結果、ケイライン・ウインド・サービスは「イノベーションを行うための組織の方針や体制が確立されている」というクラスCの要求事項の基準を満たしており、今回認証交付に至った。

ケイライン・ウインド・サービスは日本政府が掲げる2050年のカーボンニュートラル社会実現に向けて、洋上風力発電事業を支援することを目的に、川崎汽船グループの日本での洋上風力関連の作業船・輸送船に関わるビジネスプラットフォームとして設立。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業に採択された「浮体式洋上風力発電の量産化及び低コスト化プロジェクト」による取り組み等を通じて、日本の海に適した作業手法・船のデザインを追求し、日本の新たな海事クラスター形成及び日本での洋上風力発電の成長に貢献していくことを目指した組織を構築している。

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