LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





ハピネット/SGリアルティ東大阪に西日本の物流センターを移転

2022年04月25日/物流施設

ハピネットは4月25日、5月16日から大阪府東大阪市に西日本の物流センターを移転すると発表した。

<SGリアルティ東大阪>
20220425hapinet 520x347 - ハピネット/SGリアルティ東大阪に西日本の物流センターを移転

<車路>
20220425hapinet2 520x365 - ハピネット/SGリアルティ東大阪に西日本の物流センターを移転

<地球・天体をイメージした円形モチーフを天井に設置したラウンジ>
20220425hapinet1 520x358 - ハピネット/SGリアルティ東大阪に西日本の物流センターを移転

SGリアルティが竣工した物流施設「SGリアルティ東大阪」内の2万734m2を賃借する。佐川急便の配送機能を持つ同施設に入居することで、物流業務の効率化と輸送リードタイムの短縮、さらに輸送エネルギーの削減を実現。これまで集荷や配達のため物流センターと佐川急便営業所間を往復していた輸送が不要となり、トラック走行時に排出していたCO2を年間15トン削減可能になる。

「SGリアルティ東大阪」は、大阪中央環状線や阪神高速東大阪線など主要道路の結節点となっており、隣接する大阪市をはじめ大阪府全域への広域配送に適した立地。また、大阪メトロ中央線と直結する近鉄けいはんな線「吉田駅」から徒歩15分に位置するため、人材確保の面でも優位性を有している。

また、同施設ではBCP対策として、緊急地震速報受信機器の導入や、太陽光パネルからの電力を蓄える蓄電池設備により、停電時に施設の一部が利用できるように計画するなど、防災面に配慮した設計がされているほか、LED照明等による省エネルギー化を推進するとともに、太陽光発電システムと蓄電池設備を導入し、不足する電力をCO2フリー電力で賄うことにより、環境に配慮したサステナブルな物流施設として、「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」最高ランクである「ZEB」認証を2021年5月18日に取得している。

■「ハピネット東大阪ロジスティクスセンター」概要
所在地:大阪府東大阪市吉田下島1-10 SGリアルティ東大阪
延床面積:2万734m2
建物構造:鉄骨造
稼働開始日:5月16日

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース