JAL(日本航空)は5月19日、新鮮な食材を全国各地の生産地から首都圏内の小売店舗までスピーディに届ける取り組みを開始すると発表した。
この取り組みは、JALとグループ商社であるJALUXが持つそれぞれの強みを生かしたもの。
JALが地域との交流を通して構築した生産者とのネットワークと、航空便によるスピード貨物輸送。また、JALUXが構築してきた羽田空港から首都圏内へのスムーズな流通網を掛け合わせ、「生産者の顔が見える」高品質・高鮮度な食材や食品を、羽田空港を経由して首都圏内の小売店舗へ最短のスケジュールで輸送するだけでなく、一定期間安定して提供することが可能となる。
第1弾として、一般的には水揚げ後に急速冷凍されて流通している北海道オホーツク産のホタテを、水揚げした港でそのまま梱包し、女満別空港から生のまま空輸。現地で味わえる新鮮さそのままのホタテを、首都圏のスーパーマーケットなどで販売する。
今後は、第2弾として北海道とかち地域からの「有機朝採れとうもろこし」を、今夏に実施予定。